調理道具:蒸篭(せいろ)
以前までは蒸篭って、中華料理屋さんで食べる特別なものだと思っていました。「あ~なんだかホッとする優しい味だなぁ。外食でしが味わえない特別な味だよなぁ。」なんて思っていたものです。
そう、蒸篭って、中華料理屋さんでシュウマイなんかを注文したときにでてくる、木でできたアレ(アイキャッチ画像↑)です。(ウチの旦那は、蒸篭と山椒(さんしょう)を間違えていました。(笑))
そんな特別感満載の蒸篭ですが調べてみると、ナニナニ・・意外と家で簡単に使えそう!しかも玄米ご飯に合いそうなレシピが出来そうだし。というわけで、管理人カオリ、さっそく蒸篭を購入してみました。
蒸篭選びのポイント
- 材質:安価なものから順に杉・竹・ヒノキの三種類が主なものとなっています。杉と竹のものは、1000円代からあります。ヒノキはお値段一気にグンッと上がって1万数千円~です。また、耐久性はヒノキが格段に良いです。きちんとお手入れしたら一生ものになります。竹は杉に比べて少し耐久性があり、匂いも杉より軽めです。初心者の方は竹からはじめてもよいと思います。
- サイズ:メーカーにもよりますが、直径が18cm 21cm 23cm 25cm 27cm 30cmが一般的なものになります。
【管理人カオリのアドバイス】
はじめての蒸篭でしたら、まずは杉か竹で試されるとよいでしょう。この2種類はお値段の差もそこまでないので、匂いの軽めな竹からはじめると良いかもしれません。もちくぼは杉も竹も持っていますが、耐久性よりも匂いが気になって竹をよく使います。また、このお値段だったら気軽に試すことができそうじゃないでしょうか?
サイズですが、一人分ですと18cmでよいでしょう。3~4人分ですと25cm以上は欲しいです。また、蒸篭は重ねて使うことができるので、例えば一人で昼食を食べるとき、18cmを2段使ってそれぞれに玄米ごはんとおかずを入れ、一度に温めることもできますよ。
蒸篭のお手入れ法
- 蒸篭は湿気が大の苦手。使用後はスポンジを使って汚れを洗い流したら、カビが発生してしまわないように、風通しの良いところでしっかり乾かします。直射日光はNGです。
- 保管方法も大事です。ビニール袋などに入れるのはNG。カビの発生もですが、変形の原因にもなります。長期間保管する場合は新聞紙などに包みましょう。
あると便利な道具
蒸し板:これがあると蒸篭がぐらつきません。また水の吹きこぼれもなくなってかなりストレスフリーになりました。使えるお鍋のサイズも広がります。
蒸し板は、大きな穴あきタイプのものがオススメです。安価な点々の穴あきタイプも試してみましたが蒸気の立ち上がりが弱くてなかなか蒸し上がりませんでした。
※ただ、蒸し板はなくても大丈夫です。蒸篭料理を楽しむには最低限、蒸篭(身と蓋)があれば、あとは手持ちのお鍋やフライパンを使って蒸篭料理ができます。まずは、蒸篭のみで試してみて、「これはいい!どんどん使っていきたい!」と思ったら、蒸し板の購入を考えてもいいと思います。
蒸篭の使い方
①お鍋やフライパンに水をはり、お湯を沸かします。
お鍋のサイズは蒸篭の直径の1~2センチ位小さなものにしてくださいね。ただし蒸し板がある場合は、蒸し板のサイズに合いさえすれば、お鍋が大きくても大丈夫ですよ。
②お湯が沸いたら、具材をいれて蓋をした状態の蒸篭をのせます。
蒸し板を使う場合は、お鍋の上にまず蒸し板をのせて、その上に蒸篭をのせてくださいね。
③湯気が立ち上る状態に火力を保ち、10~15分蒸します。
これで、蒸篭料理のできあがりです。と~っても簡単だと思いませんか?
蒸篭でどんなものが作れる?
お野菜、豆腐、お肉、お魚、シュウマイ、肉まんなど、それぞれだけでももちろんOKですが、お野菜とお肉をくみあわせたりしてもGOOD!
また、冷や玄米ご飯もホッカホカになりますし、残ったパンなんてモチモチほかほかになって、とーってもおいしくなりますよ。このパンを蒸篭で温めるのはとってもオススメです。このもちもち感はトースターでは味わえない蒸篭持ってる者特権の味です。(喜)
私が購入したものは・・・
ちなみに私は、最初に18cmの蒸篭(身と蓋を各1)を購入しました。
蒸篭の下の部分を身と言い、上にかぶせる部分が蓋です。
あまりの使い勝手の良さ、簡単すぎるのに料理が美味しい!毎日食べても飽きない(一日三食、蒸篭料理のときもあります。)と、感動ものだったので、すぐに27cm(身2つ・蓋1つ)と蒸し板を追加購入しました。
蒸篭の身が2つあると、2種類の料理が同時にできたり、高さのあるもの(茶わん蒸しなど)も蒸したいときは2個目をひっくり返して使えるのでとても便利です。
これからいろいろな蒸篭料理を試していこうとワクワクしています。好評なレシピは記事にもしていく予定ですので、よろしければご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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