【子供の将来】ひとり起業・経営で失敗しないコツ①おすすめ本

参考になった本、ならなかった本
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カオリ
カオリ

これからの起業は「一人で」「小さく」。しかし安定して利益を出し続けることで生活も安心。企業勤め・雇用があてにならない今後、子供たちをどう導いていけばいいのかを模索した結果に出した一つの答えです。

これからの時代の起業は「一人経営」

こんなご時世、大企業に勤める者ほど希望退職という名のリストラにおびえる毎日。

「一流企業に就職し、定年まで安泰に家族と暮らし、定年後は退職金で悠々自適。」なんてことは、もうとっくに一昔前の話。

今はむしろ『大企業ほど大きな体(設備や人員)を抱えきる力がなくなってしまって、黄・赤信号』

今でもこんな状況なのに、子供たちが社会に出るころにはどうなっているんだろう?

つたない想像力を必死でフル回転。

実は少し前まで、「なんだかんだ言って、肩書や出身校はもってたほうが有利だよね。」なんて思っていた私。

しかし、2020年、世間の一般論がごっそり変わった今。

さすがにそんなこと思えなくなりました。

一年前まで、3人の娘たちの大学進学費用を貯金するため、日々の家計支出と奮闘していましたが、

必要なのは、大学費用(お金)じゃない!

将来、どんな世の中になっても、生き抜く力をつけることだ!

ということに気づいたのです。

人が生きていくために必要なものって何でしょう?

まず思いつくのは昔、小学校で習った

衣・食・住 です。

このなかで、できれば真っ先にやっつけておきたいのは『住』。

贅沢をしない生活をしている場合、住は家計の中で、もっとも大きな負担です。

もしも、住を確保できていれば、衣と食の費用さえ稼げれば、暮らしていけます

ですから娘たちにも、将来もこのまま自宅を使わせても良いのではないかと考えているこの頃です。

以前は、成人する頃には外で自分の力で生活していく力をつけさせるために、家は出て行かせよう。

と思っていました。

大企業神話が崩れた今、企業雇用をあてにせず自分の力で生きていくためには、やはり起業するしかないそう思っているのですが、この起業にも自宅が自由に使えると有利です。

起業とはいっても、私が構想しているのは、「一人経営者」です。

起業した会社を大きくしようとすると、目標利益も高くなり、人件費・経費もかさみ、リスクも大きくなります。

しかしはじめから、自分(と家族)が最小限暮らせる生活費を目標利益に設定しての「一人経営」だったら、(業種にもよりますが)借入だってしなくてもすむ場合も多いですし、リスクも少ない。

しかも、もし家があったら自宅を仕事場として使えることも多いので、家賃費用もかからない。

そして、実家を使えるのならなおさら。

ただここで、気をつけなきゃなと思うことがあるんです。

子供が、この環境に甘えてしまうんじゃないか?ということ。

だから、まだ子供のうちから

余計な所有欲(見栄)を抱かず、本当に必要なものとそうでないものを見分ける力。

を育てていきたいな、と。

自宅を使うのは、甘えではなく、無駄なこと(自分で他に家を借りたり買ったりすること)をしないだけ。

という積極的な選択ができるようになって欲しいなと。

一人で起業・経営するポイント

先ほども触れましたが、

まずは、「これだけあれば生活できる!」という金額を算出し、その金額を手元に残る利益額(税引き後)に設定します。

普通、売上高に目が行きがちで、どんどん売り上げを大きくしたくなるのが心情だと思いますが、気に掛ける項目は、売上高ではなく純利益。

欲を張らないかぎりは失敗はないはずです。

そして、毎日、自身を高められることに時間をさくこと。(これがメインの仕事というくらいに)自身が濃くなるほど、特に起業する上ではいい仕事ができるのではないでしょうか。

今回、参考にさせていただいた本は、

「会社は一人で経営しなさい」山本憲明

評価 :4/5。

会社の規模は小さく保つ。大きくなりそうならあえて売上右下がりに。など、一見消極的にも思える目標をあげているが、「生活を保つ」ことが目標の筆者には、共鳴できる内容だった。

子供たちには親がしている姿を見せるのが一番。

ということで、私も早速「一人起業」に取り組んでいます。

「一人起業」の実践記、今後記事にしていこうと思っています。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

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